沼津市でTV番組撮影中のたけし軍団「つまみ枝豆」さんと、リポーターの「久保ひとみ」さんにリペアムゲル入りタイヤを試乗していただきました。
乗ってみてください。試乗車あります。
リペアムゲル注入タイヤ

当店へのリペアムゲル注入依頼
ハンディバイクバイクへの注入依頼
ハンディバイク問題のご説明
■全国のリペアムショップ
*各リペアムショップでの注入価格、注入内容はそれぞれ異なります
リペアムゲル注入式
ノーパンク加工

絶対パンクしない。
ペダリングが重くならない。
空気入れる必要がありません。

・・・イタズラのパンク対策にも


●大絶賛!ようやく理想に近づいたパンク防止方法の登場です。マステック社製リペアムゲルを通常のチューブの中に注入した最新の無パンク加工です。
●当店はマステック社より「リペアムショップ」に認定されました。今後マステック社および全国リペアムショップと協力し、リペアムゲルのさらなる進化を目指します。 


●最近TVをはじめ各メディアで紹介されており、気になる存在ではありましたが、正直、「また従来のゴムの塊のノーパンクタイヤとさほど変わらないのでは?」「眉唾では?」「パンクしなくてもメチャクチャこぐのが重いのでは?」「寿命が短いのでは?」と恥ずかしながら否定的にとらえていました。ある日、「鉄工場の部品運搬用三輪車が、切子を刺したまま走るのでパンクばかりしている。何とかならないか。」という相談を受け、当店が従来からやってきたアラミド繊維をタイヤ内面に貼る方法で対処しましたが太刀打ちできませんでした。車輪が中途半端な大きさのためゴムの塊のタイヤも無く、「重くてもいいからゲル式やってみようか。」というのが発端でした。

●開発元のマステック社に出向き、技術指導を受け、実際に試乗をさせていただきました。開口一番、「こりゃすごい!」目から鱗が落ちました。
パンクは絶対しないというのはわかるけど、何でこんなにこぐのが軽いのか!・・・正確に言うと「ゴムの塊のノーパンクタイヤ」や「アラミド繊維を貼った当店の今までの耐パンク加工」よりぜんぜん軽い。普通の空気の入ったタイヤと同等。いや走り始めてしまうとむしろ空気のタイヤより軽く感じる。26インチのサンプルを持ち帰り、ご来店のお客さん30人程に「何も言わず片っ端から試乗してもらった。」ら、「何ですか?」と全員に言われる。違いがわからないほどこぐのが重くないのである。中には自分の自転車より「軽い」と言われ、説明するまで普通の自転車と変わらないと思われていたのです。ついでに画鋲でプスプス刺して「パンクしないでしょ〜!」

●世の中には「パンクに縁が無い」という超ラッキーな人もときどきいますが、長距離の通勤・通学の人や、駅の駐輪場に置きっぱなしでしょっちゅうイタズラされる人、仕事でパンクされるとホトホト困ってしまう職業の人、身体障害者等の車椅子のパンクで悩んでいる人が、大勢いらっしゃいます。そういう人たちには「神様」のような存在です。まさに朗報!


わたくしの所感・・・(あくまで個人の感覚)ケースバイケースで上手に使いこなしましょう。
■とにかく久しぶりに感激した素材ですが、一言でこれを立場(環境・使用条件・使用方法)の違うお客さんに言ってしまうと、後で感覚違いを起こされてしまうと大変ですので、現在わかっているところまでのわたくしの所感を述べます。確かにすばらしいのですが、やはりゲルを注入するとタイヤの重量が増えることは事実です。

26インチ以下の一般自転車には非常に快適です。

特に16〜20インチ程度の小径車はゲル重量がほとんど気になりませんので快適そのものです。

・27や28インチはひとこぎ目が若干重く感じます。特に女性や年配の方がこのサイズに乗る場合は、加工をする際出来るだけ重量の軽いタイヤで転がり抵抗の少ないブロックパターンを選ぶ、幅を一回り小さくする、等の工夫が必要な場合があります。シングルは場合によってスプロケットを14Tから16Tにすることが必要かもしれません。まあ変速機つきの場合はローから発進すれば問題ありませんが・・・。ちょっとわたしが神経質過ぎるのかも。

・MTB等の26X1.95程度の太いタイヤに注入するとゲル重量が増えるためタイヤのブロックと相まってひとこぎ目が重く感じます。走りだしてしまうと直進の場合タイヤの慣性力が強いため走りやすくなります。街乗りMTBでゲル注入したい場合は26X1.5以下のスリックタイヤへの履き替えをおすすめします。

・700X28C以下ではゲル重量が気にならなくなるものの、実際のレースでのダッシュ力はありませんので、パンクを怖がる、通勤街乗りロードレーサーの方々だけにおすすめします。ゲル入りでレースには出ない方が良いと思います。また、とかく
ロードレーサーに乗られている方はグラム単位で総重量を気にされている方が多いのでそういう方はやめた方が良いと思います。

・アルミフレームやアルミリムより、鉄フレーム・ステンレスリムのような固い作りの自転車の方が走りやすい気がします。

・従来の「ゴムの塊のノーパンクタイヤ」は漕ぐのが重いだけでなく、時間が経つと中がスカスカになりちぎれてしまいましたが、リペアムゲルはゲル状物質のためこのようなことがありません。これも特筆すべき特長の1つだと思います。


・全体的に言うと、自転車全体の重量は一般車(24〜27インチ)で1.5kg〜2kg程増えてしまうため、厳密に言えば人によりひとこぎ目は重く感じるはずですが、26インチ以下はそれをあまり感じない実用レベルです。また一旦走り出してしまうと、ゴムの塊のノーパンクタイヤ等に比較すると断然軽く走れます。普通の空気のタイヤと走行中の感覚はあまり変わらないです。かえって空気のゆるい自転車なんかよりは断然軽く走れます。また、相反関係にあるため難しいのですが、走行中の感覚を軽くするためにゲルの注入圧を高めると重量がさらに増えてしまいますので、タイヤがバウンドする時は空気より硬く感じてしまいます。跳ね返り係数としては空気とあまりかわらないのですが、空気より跳ね返りの瞬発的な反応時間が遅いので硬く感じてしまうようです。

*文章だらけでごめんなさい。

注:これとは違うよ!
■「ノーパンクタイヤ」「エアレスタイヤ」
量販やTVで盛んに宣伝しているのはこのタイヤです。
構造:タイヤの中身が全部ウレタンゴム。
利点:絶対パンクしない。
欠点:こぐとメチャクチャ重い。寿命が短く1年程度でウレタンゴムがちぎれてしまう。
■「パンク修理材入りタイヤ」
構造:チューブの中予めパンク修理材が入っている。
利点(?):小さい穴なら自動的に埋めて直してしまう。
欠点:こぐと重い。実際利点の穴をふさぐ機能はほとんど期待できない。
■当店の「耐パンク加工1」
構造:タイヤ内面に薄膜アラミド繊維と厚膜アラミド繊維が貼ってある。
利点:刺さり物パンクに強くなる。
欠点:こぐと重い。
■当店の「耐パンク加工2」
構造・タイヤ内面に薄膜アラミド繊維が貼ってある。
利点:内部磨耗パンクに強くなる。
欠点:特になし。

リペアムゲルとは
●マステック社製リペアムゲルとは、合成ゴム+オイルから作られる熱可塑性のエラストマー樹脂で、120℃程度で融解し、通常のタイヤ・チューブのバルブから空気の変わりに充填します。温度による硬度変化が少なくなるような特殊配合材料です。日本(北海道から沖縄)の環境下ではまったく問題ありません。通常の環境では固形ですので飛び出したりする事はありません。

リペアムゲル溶解時
●1台当たり、1.5kg程度(24X1・3/8インチ)の重量増となりますので厳密にはひとこぎめは重量が増えた分重くなるはずですが、衝撃吸収性と形状保持性が優れていて空気を使用したタイヤに比べて接地面積が小さくなり走行時はむしろ軽く感じられます。ゴムの塊のタイヤに比べ、ゲル状物質のため空気のように圧力を加えて注入できるのも、ペダリングが重くならない理由の一つと思います。

リペアムゲル注入後(固体時)


?車輪の修理はどうするのか?
 素朴な疑問。ゲル注入後にスポークが折れたとか、リムが変形したときはどうするの?と、タイヤが外せないないのでお客さんより販売店の方が疑問に思ってしまいますが、当店の場合リペアムゲル注入後の車輪の修理は、タイヤを切ってゲルを取り出してから車輪の修理をします。タイヤをダメにしてしまうのですが、この場合、新しいタイヤに関しては仕入れ原価、リペアムゲルは再溶解注入で行いますので、「車輪の修理代+ほんのチョット」と思っていてください。「ほんのチョット」をここでいうと原価がばれてしまいますので、「ほんのチョット」です。ホッとするくらいの価格ですのでご安心を。




当店へのリペアムゲル注入依頼

ハンディバイクバイクへの注入依頼